部品ごとに耐用年数は異なりますが、エコキュートの寿命はだいたい10年～15年と言われております。

エコキュートの取替工事は、古い給湯器の撤去から新しい機器の設置・配管接続・電気接続まで含めておおよそ4〜6時間前後で完了します。工事が終わったあとに、タンクに水を入れてからお湯を沸かす「試運転（初回沸き上げ）」を行います。
この加熱に約1〜2時間程度かかります。

使用年数にもよりますが、10年前後お使いの場合はそろそろ交換をご検討ください。特に冬場は突然壊れてしまうと、大変ご不便になります。10年以上経つと部品も無くなり修理も難しくなる場合が多いので、早めにご相談ください。

LINEにて発注と連絡いただくか、担当者に口頭で発注と伝えて頂くだけで問題ありません。

2025年度の「給湯省エネ事業補助金」は、予算上限に達し次第終了となります。
例年、秋〜冬にかけて申請が集中しますので、早めのご相談がおすすめです。

停電中は「お湯を沸かす」ことはできませんが、タンクに貯まっているお湯を取り出すことは可能です。
断水時も非常用として、タンク内のお湯（約300〜400L）を生活用水に使えます。

ヒートポンプ作動時に「ウィーン」という音が出ますが、最新モデルは静音設計で約38～40dB前後（図書館レベル）です。
隣家の寝室近くなどには避けて設置するのがおすすめです。

タンクとヒートポンプの2台を設置します。
おおよそ「畳半分〜1枚分ほどのスペース＋50cmの余裕」が目安です。
ただし、設置場所によっては通路や基礎工事の有無で条件が変ります。

2階の浴室やシャワーの水圧が弱いと感じる場合は、「高圧タイプ」がおすすめです。
1階中心で使う場合は、「標準圧」でも十分です。

また、お風呂とキッチン・洗面など同時にお湯を使うことが多いご家庭や、家族の人数が多く、朝や夜の使用時間が重なりやすい場合も、高圧タイプを選ぶと快適に使えます。

高圧タイプはシャワーの勢いがしっかりあり、お湯の出が安定しやすいのが特長です。
一方で、標準圧タイプはコストを抑えられ、1階中心の生活なら十分です。

家族の人数とお湯の使い方で決まります。

• 2人暮らし → 約300L前後

• 3～4人家族 → 約370L

• 4～5人家族以上 → 約460L〜
  夜の入浴や洗濯、朝のシャワーが重なるご家庭は、少し大きめを選ぶと安心です。
  「容量が大きい＝お湯切れしにくい」ため、冬場も快適です。